【本郷界隈】モモレジの名作マンション訪問【2017Vol.7】

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モモレジの名作マンション訪問2017Vol.7です。

今回は本郷界隈に行って参りました。
本郷と言えば、日本郵政による買収検討で話題となっている野村さんのプラウドがたくさんあることで知られていますが、文京区の中でも人気のある高額エリアということで他デベの物件も含め設計やデザイン面に力を入れた物件が少なくないですね。

個人的にも足を運ぶのが好きなエリアで(東大にはご縁がありませんが(笑))、前にも何度か取り上げようかとも思ったのですが、出し惜しみした結果今になりました(汗)。

それでははりきって参りましょう!

最初はやっぱりここからかねぇ・・・。

本郷パークハウスザ・プレミアフォート (2008年築/14階/209戸)


三菱地所と藤和不動産のJVであり、言うならば後に誕生した「ザ・パークハウス」なのですが、その後のザ・パークハウスであったならばこのようなものが誕生したとはちょっと思えないレベルの特殊な構造の物件です。

TWFS(厚肉床壁構造)と言う工法で、二次元的には壁式構造と大きな差がないようにも見えるのですが、壁だけでなく床も通常のラーメン構造よりも厚くすることで耐震性を確保しています。
つまり、通常の壁式構造の物件よりも壁をたくさん作る必要がなくなることで、床上から天井間際までの幅のある大きな開口部を全戸で実現出来ているのです。


そんなわけでこの物件の周囲を歩き、開口部の大きさが分かりやすい写真を撮ろうとしたのですが、どうも道路上からでは角度的にイマイチ…。

というわけで私「1人」で東京ドームシティアトラクションズの観覧車に乗りましたよ…。


これなら文句ないでしょう(笑)。
いや~サッシが目立つわぁ…。

三菱地所レジさんにはまたこういう物件作って欲しいなぁ…。


日暮里のタワマン3兄弟と池之端のルネッサ~ンスも見えました。


そうそう、もうすぐこの本郷パークハウスザ・プレミアフォートが分譲されますが、普通にラーメン構造だなぁ…。
デザインは悪くなさそうだけども…。

お次はやっぱり構造が凄いここかな。

プラウド本郷弓町 (2010年築/12階/31戸)


こちらはメガストラクチャー構造という手法が採用されており、建物を支える5本の「メガ柱」(もちろん柱はもっとありますが、メガ柱という強度の高いものが5本ということ)と低層・中層・高層の3層に設定された「メガ梁」を十字型に張り巡らすことで、それ以外の柱や梁を細くして高い天井高とハイサッシの空間を実現しています。


開口部ほんと大きいよねぇ…。

この物件の北側に続いている同規模のプラウド本郷一丁目ディアージュ及びプラウド本郷一丁目は13階建なのですが、12階建のこちらよりも低いのです。


観覧車役に立つなぁ(笑)
この周辺の他のプラウドもなかなか良いのですが、今回は他にも紹介したい物件があるので割愛させていただきこちらに行きます。

ディアナコート本郷弓町。


外観は結構淡泊な感じで特に良いとは思いませんが、エントランスアプローチのこの間接照明はなかなか。


そして、この近くには賃貸マンションではあるのですが、かなり特徴ある物件があります。

プロシード本郷
(2016年築/9階/23戸)


スターツグループのリートであるスターツプロシード投資法人が所有する賃貸物件で小規模かつ9階建ながら免震が採用された物件となります。


窓ガラスの一部に色がついていたり外観も結構個性的で良いのですが、やはりポイントは免震構造でしょう。
※スターツさんは免震推しのデベロッパーであり、小規模物件や大して高さのない物件でも基本的に免震構造を採用しています。
もうすぐ分譲開始されるクオス新浦安なんかも4階建で免震ですからねぇ・・・。


当物件の免震は高床免震であり、この太っとい柱の上部がまさに免震ゴムなのです。


写真では伝わりづらいかもしれませんが、この柱は本当に太いものでこれが視覚的に確認できることにより余計に安心感が高まるというのもあるかもしれません。


敷地内には防災用井戸も備わっており、万全の防災対策が取られた物件ですね。

このレベルのデザイン及び性能の物件であれば都心部において大手デベと十分以上に渡り合うことが可能と思えるわけで、こういった差別化要因豊かな新築分譲マンションを都心部でもぜひとも供給して欲しいです。

そして今回の最後を飾るのはこちらです。

プラウドタワー本郷東大前 (2010年築/19階/74戸)


タワーとしてはかなり小ぶりな物件にはなりますが、文京区内、ましてこのエリアでは唯一のタワマンともなるわけですし、道を挟んだ向かいが東大の広大な敷地というまさに「東大前」な物件なのです。


凹凸のある個性的な外観デザインにも注目できる物件で見る方向によって受けるイメージが結構違うのではないかと思っています。


写真右側は東大の敷地です。とっても恵まれたポジションですね。

おまけ
炭団坂からの開放感のある眺めです。
高低差のあるこのエリアだからこその眺めと言えるのではないでしょうか。


ブランズ本郷真砂やパークコート本郷真砂の北側住戸からはこの写真以上の開放感のある眺望が楽しめます。南向きでないのがちょっと残念ですが、高台エリアならではの魅力がここにはあります。


こちらもど~ぞ。

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本郷パークハウスザ・プレミアフォート
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「マンションの間取りや価格を言いたい放題!」管理人。利害関係のない第三者的な視点を徹底し、間取りや価格等について毎日記事を更新。これまでに扱った部屋数は6,300室を超える。 不動産業界の人間ではないものの、自己居住用及び投資用としてのマンション購入件数は10室を超えるプチ投資家という顔を持ち、猫とマンションをこよなく愛する。

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