辰巳一丁目団地が建て替え中。今のうちに東雲や辰巳に住むのは?

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すまいよみです。

お便りをいただきました。

差出人: ジェン

誰に答えて欲しいですか?
マンションマニア、のらえもん、ふじふじ太、すまいよみ、はるぶー、DJあかい、稲垣ヨシクニ

メッセージ本文:
有楽町線辰巳駅最寄りの辰巳一丁目団地の建て替えが2032年に完成し、駅前も再開発されるようですが、今のうちに東雲や辰巳に住んで値上がりを期待するのはありでしょうか。

将来、辰巳駅はどのような場所になって行くのでしょう。再開発の詳細は未発表ですが、現時点で想定できることや、私見をお聞かせ頂けないでしょうか。


結論、辰巳エリアの不動産相場について、将来値上がりするかはわかりませんが、人口減少社会の中では相対的に有望だと思います。

辰巳エリアの人気は、豊洲や有明など周辺と比べれば、それほど高くはありません。ただし、将来に向けてはいくつか明るい要素があります。

・隣の豊洲エリアが東京の中心地として高騰し続けそう

・有楽町線延伸による区全体で話題性、利便性が向上しそう

・辰巳アパート建替えによって開発に期待が持てる

・都心部へのアクセスが良く有楽町まで10分。しかも朝の通勤時間帯は普通に座れる

・複数の大型公園、水辺に囲まれ住環境がすこぶる良い

など。

お隣、発展し続ける豊洲エリアは、豊洲6丁目など再開発の余地が残されています。約10年後には区内北部との有楽町線延伸が控えており、観光、ビジネス両面から人の往来がますます増えそうです。近隣の枝川エリアの人気も今までは低かったのですが、新駅開業とともに街づくりが進みそうで、湾岸エリア全体、東雲、辰巳も含めて話題性は高まることが期待されます。

注目される「辰巳一丁目アパート」の建て替え事業ですが、ご存じの通りで、鈴木あやこ江東区議会議員のブログやYouTubeを見ていると「駅回りの5階建て棟が高層になることで土地が空き、駅前に公共施設や商業施設が建つ余地ができそう。利便性を高める街づくりに向けて要望していく」と話しています。現段階ではこれ以上表に出ている情報は無いと思います。

少なからず、有楽町線延伸の事業推進時期と重なりそうなので、街づくりの一環として期待が高まります。街の人気に影響を与えるような大規模再開発にはならないかもしれませんが、そこは、先述の通りもともと都心部まで10分、座って移動できる利便性が高く住環境が良い場所です。豊洲エリア隣接、江東区全体の人気の中で、街の評価、人気に良い影響を与えるのではないでしょうか。


一方でリスクは、有楽町線が住吉方面へ延伸されることで、新木場方面行電車が減便される可能性です。ただし、アパートの建て替えも進めることで街づくりに取り組むわけですから、住人の移動に支障をきたすようなダイヤ改正はないのでは、と踏んでいます。

現在は、東京駅から同距離程度の街よりもマンションの価格は抑えられていますから、今のうちに居を構えておくのは十分ありだと考えます。ただし、不動産価値以前に、ご自身の目で街が気に入ることが大前提です。

簡単ですが以上になります。

ジェン様にとって、素敵な住まいが見つかることを祈念しております。

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ファミリーで永住できる居住性を第一に、資産としての側面も合わせて見るのが、すまいよみマンション選びのモットー。ただしマンション選びに失敗しても深刻になる必要はありません。今や住まいは一生物の買い物ではなく、僕も4度のマンション購入を経て満足の境地に達しました。
東京東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)のマンションを日々探訪しています。
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