本日は中野界隈となります。
再開発が進み、今後も再開発予定が盛り沢山のエリアですが、中野ブロードウェイ周辺のレトロな街並にも味わいがありますね。
まずはそのブロードウェイに向かうべくサンモールを抜けます。
サンモールとの境目からは中野ブロードウェイマンションがお目にかかれます。
中野ブロードウェイマンション
(1966年築/10階/252戸)
低層部はサブカルなお店を中心に幾多ものショップが入る有名な中野ブロードウェイですが、5階から上がマンションとなっていることは中野に馴染みがない方やマンションオタクでない方にとっては案外知られていないのではないでしょうか。
青島幸男元東京都知事が住んでいたことでも有名なのですが、サンモールは前述の通りアーケードですし、周囲からはこのマンション部分をほとんど望むことが出来ないのです。
早稲田通りからが一番目に付きやすいですね。
なお、このブロードウェイマンションの隣にはほぼ出来上がったザパークハウス中野タワーがあります。
ザ・パークハウス中野タワー
(2017年築/24階/178戸)
こちらのタワーは駅徒歩6分ではありますが、駅からの道程はほぼほぼサンモールとブロードウェイとなるので飽きないでしょうし、雨の日でもほぼ傘をさす必要がないという珍しい特長をもった物件ですね。
下手な屋根のないペデストリアンデッキで駅直結の物件よりも魅力があるのではないでしょうか。
外観は幾何学っぽいバルコニー周りのデザインが興味深くはありますが、小ぶりなタワーということもありそれほどインパクトのあるものではありません。
よく見るとガラス手摺も微妙に色味が違うものが複数用いられているのですが、ちょっと分かりづらいですね。
むしろインパクトと言えばこの早稲田通り沿いのエントランス周りに食い込んだ事業協力者用店舗でしょう。
駐車場とエントランスの間に。。。
早稲田通りを超えて北へ向かうとまもなく分譲開始されるパークリュクス中野が建設中でした。
ほぼ出来上がってますね。完成売りとなるようです。
お次はここ、
ミッドアベニュー中野
(2014年築/13階/24戸)
スミフさんのブランド迷走期の2014年に分譲されたものでスミフ単体の物件ながらシティハウスの冠がついていない物件となります。
ただ、デザイン面は近年のシティハウス系で小規模ながら、ガラス面×レンガ色タイル×打ち放しとかなり印象的なものとなっています。
当物件はこの温室チックなガラスばりのエントランスも特徴的ですね。
この近くのパークホームズ中野はバルコニー手摺の赤茶のラインが印象的です。
早稲田通りに戻りシティハウス中野レジデンス。
先ほどのミットアベニュー中野ほどデザイン面のインパクトはありませんが、この界隈ではわりとスケールある物件で二層吹抜のエントランスは周りは早稲田通りから目立ちますね。
そしていよいよ今回のメインである中野四季の都市再開発エリア内に侵入。
街並も美しいですが建物のデザインもいちいち凝ってます。笑
東京警察病院
早稲田大学中野国際コミュニティプラザ
フィンがいい感じ。
四季の森公園は子供たちの楽園に。
家の目の前にじゃぶじゃぶ池あると便利よねぇ。
そして、この四季の森公園のすぐ側ながら喧騒の届かない隠れ家的なポジションにあるのが
中野セントラルパークレジデンス
(2012年築/5階/17戸)
中野セントラルパーク内に設けられた賃貸レジデンスなのですが、見ての通りの分譲マンションではなかなか実現することのないハイサッシが採用された高級賃貸で中野駅前とは思えない緑に囲まれたポジションが本当に贅沢に感じる物件です。
内廊下が採用された物件ですが、フロア中央部が吹抜(エアライトコート)になっており、内廊下のガラスから採光も得られる素晴らしき物件となります。
ちなみに、たったの総戸数17戸でも設計・施工は鹿島建設ですね。
中野サンプラザを眺めてから、線路沿いへ出ると
現状の中野駅のランドマークである中野ツインマークタワーが見えました。ここの角度からの写真が隙間が最も美しいはず(笑)。
歩道橋を渡り線路を超えます。
このあたりはタワマンを含む再開発計画が進行中。
グランアルト中野の線路側(北側)は目立つがゆえに抜かりない出来ですね。
スミフさんの十八番であるS-マルチコアが採用された外廊下となっています。
南に向かうとこんなマンションに遭遇。
ヤサビアン
真白な壁と優雅な階段周りがとっても印象的。センス良いね。
さらに南に進み
パークホームズ中野中央フォーシーズンズコート
(2014年築/5階/75戸)
北側エントランス周りもかなり良い出来ですが、南からの外観もかなり垢抜けてますね。素敵でした。
そして、
シティハウス中野中央
(2013年築/11階/29戸)
本日はすでにかなりスミフさんの物件を取り上げてますが、中野駅周りのスミフ物件で最も特長あるのはここかもしれませんね。
小規模ながら竹中工務店設計・施工と言う珍しい物件で、最上階住戸はいずれもロフト等が充実した特異な設計となっています。
まぁ、先ほど紹介したグランアルト中野も設計・施工は竹中であり、一括でお願いしている分コストを下げることが出来ている側面もあるとは思うのですが、当時のスミフさんはこの竹中の他、他エリアの中小規模物件でも大林組を頻繁に起用するなどここ2~3年とは全く異なるゼネコンの使い方が出来ていましたね・・・。
なお、中野駅は港区界隈などのいわゆる都心の高級住宅地とは違うので、タワマンはさておき見所のある中低層物件があるイメージをお持ちでない方も少なくないかもしれませんが、実は結構バリエーション豊富で見所のある物件が少なくないですね。
最後に中野ツインマークタワーの写真を撮ろうと向かっていたところ、雨が。。。
雨宿り後のエントランスゲート。
中野ツインマークタワー
(2012年築/29階/234戸)
ゲート横の階段を上るとツインマークタワー隣接の四季の庭・水辺の庭があります。
なかなか緑豊か。
ちなみにこの四季の庭は丸井の二階につながっています。
ツインマークの割れ目
こちらもどーぞ。
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