「名作マンション訪問」2016Vol.2です。
前回はこちら⇒【千鳥ヶ淵界隈①】モモレジの名作マンション訪問【2016Vol.1】
ちなみに、あえて「2016」を入れているのは、おいおいにはなりますがマンション内の植栽の成長の様子なんかも見て行けたらと思っており、三井さんが掲げているような「経年優化」をリアルに見せることが出来たらと思っているからです。
このシリーズを30年間続けることを目標にしようかな(笑)
途中で死ぬかもしれんけど・・・(汗)
Vol.1に続き、千鳥ヶ淵周辺を引き続き攻めて行きます。
このエリアのマンションは名作ばかりです。
まずはここ、
一番町パークマンション
(1973年築/14階建/総戸数41戸)
モモレジは案外若いんで(みなさん私のことを何歳だと思ってるんだろうか(笑))、この物件を初めて見たのは21世紀になってからなのですが、1973年築とはとても思えない・・・というのが初めての時も今も変わらない感想です。
近年のマンションと比べても見劣りしない開口部幅と高さを確保しており、本当に凄いなと。施工は【Vol.1】のザパークハウスグラン千鳥ヶ淵と同じで竹中工務店ですね。
1970年代築で今見ても凄いなと思うようなマンションはむろん数えるほどしかなく、中でも凄いと思うのは三田綱町パークマンションとここですかね。
この一番町パークマンションは低層階住戸の方も千鳥ヶ淵ビューを楽しめるように9階にスカイロビーを設けている点も凄いですし、最大天井高約2.65mという基本性能にも脱帽な物件です。
お次は、
千鳥ヶ淵ハウス
(2008年築/13階建/総戸数69戸)
千鳥ヶ淵を目前に望むプレミアムマンションは全4物件で残るはここだけです。
あくまで名作を取り上げる企画なわけですし、エリアごとに全てのマンションをご紹介していくつもりは毛頭ないのですが(そんなことしたら死んでしまう・・・)、この界隈の4物件はいずれも最高に素晴らしいので紹介するのが筋というものです。
この物件は他の3物件とは異なりいわゆる高級賃貸となるので毛色が少し異なり通り沿い(西側)はオフィスチックな外観デザインなのですが、この物件の凄さはその西側の設計にこそあります。
この中央部のガラス面の内側は全て「吹抜」(写真右側と左側だけは住戸部分のFIXサッシ)、つまり、エントランスホールが13層吹抜ってことなんです。
もう、アホですよこれ(笑)。
通常、レジデンスの設計においてはまずありえない代物です。凄すぎます。
ホテルやオフィスなんかだとこれに近いものはありますが・・・、例えば東京ディズニーランドホテルとか。
設計は日建設計、施工はここも竹中でゴールデンコンビですね。
Vol.2終わりましたがこんな感じで良いですかね(笑)???
役には立たなくとも楽しんでいただけてましたら幸いです(笑)
ちなみに、名作マンションというと「超高級」というイメージが強いかと思いますし、初めということで超高額物件となりましたが徐々にではありますが、幅広いエリアの様々な知る人ぞ知る物件を取り上げていきたいと思っています。
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