本記事は 2020年以降(ポスト東京五輪)の時代を生きる心構え の続きの記事になります。
So this is Chiristmas
And what have you done
Another year over
And a new one just begun
John Lennon「Happy Christmas (War Is Over)」
というわけで一年が終わり新しい年が始まりますが、皆さんにとって今年はどんな年でしたか?
個人的なことを申し上げますと、今年は2物件長期保有の不動産を買いましたので来年は3件買うのを目標にしたいと思います。
(どんな物件を買った?とか物件を買う決め手とかはまた機会があれば)
さて前回2020年以降の心構えについて序論的な話をさせていただきましたが、その前提として今年の話を今回させていただこうと思います。
さて今年、前年から引き続いて価格が上がって売れ行きが鈍っている(ただ高額帯は動いている)、そんな感じのイメージなんでしょうか。
ただ僕の周りを見ていくと、「マンションが高くなってきたので戸建てを買った」とか「ありえない高値で落札した業者がさらに高値で売った」とかそういう話が割と多いんですね。
過去数年の事例で価格を出してるところはどんどん買えなくなっていて、価格上昇期の振る舞い方は難しいなと思いました。
マンションではなく戸建て、というのはなぜかというと土地の値段よりも建設費高騰が価格要因として一つ大きくて、木造の戸建てなんかだとそれほど影響受けずにやれてるために、駅遠い大規模マンションと駅遠い新築戸建がそんなに変わらないような状況が割と見られてて、戸建てだとマンションと違って管理費修繕積立金(あと駐車場代)といったランニングコストが要らないので同価格とかちょっとの差だと戸建ての方を選ぶケースは多いようです。
だからマンションが買えない人は戸建てに吸収されたりしながら、全体としては価格上昇の波は続くんじゃないかと思います。
価格上昇が進む理由としては株価の上昇と仮想通貨バブルってのもあって、どっちもみんなのお金が増える話なので、今までありえなかった水準で物件出しても割と売れてっちゃう(買えるから)流れになってくるはずで。
(誰か株価とマンション価格の相関関係を考察してたと思うけどすぐに出てきません)
えっ、株も仮想通貨もやってないから関係ない?ご愁傷様でした。来世に期待してください。
だって好景気でも給与所得一本槍だと上げ幅は限定的ですから、そりゃ景気回復の実感はないですよ。でもそれは自己責任って話で。
お金が増えれば物が売れる、物が売れれば価格が上がる、来年もすっ高値で落札していきましょう。
後醍醐天皇は建武の新政の際「朕が新儀は未来の先例たるべし」(梅松論)と言って新しい試みを次々始めていきましたが、仕入れの皆さんは「朕が高値は未来の事例たるべし」の心構えで札を入れるべきなのではないでしょうか。(建武の新政の結末については触れない)
少なくとも去年や今年にクラッシュが来ると踏んで買い控えしてた会社は売り物がなくなってるか、同業者が儲けまくってるのを指くわえて見てるかになってるんじゃないでしょうか。
デベロッパーの用地仕入れも新築のラインナップ見れば見えてくるものがありますよね。ビッグプロジェクトを避けて中小規模に徹してるとこやわけわかんない場所で間違えてビッグプロジェクトやって泣いてるとことか関係なく買いまくってるとことか。
そんな一年の振り返りですが、この続きはまた来年できればと思います。それでは皆様よいお年を。
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